2013年7月7日日曜日

2013 GC マラソン:赤羽、大会新記録で=川内、大会タイ記録でそれぞれ優勝

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●3分づつ3本で構成:もし、あなたが歩道側を走ってスタートしたのなら、映っているかも



●2013 GCマラソン スタート時:(上)伊藤と川内、(下)赤羽


 朝日があがるといつもなら底冷えのする夜明けが終る兆しで「温かい]とホットするのだが。
 ことしは朝日のこの陽光が「暑い」と感じられるほどの気象。
 ヒーターをつけっぱなしにして会場へ向かうのが毎年であるが、今日はエアコンなしで済むほどの陽気。
 さあ、誰がこの暑さに耐えることができるであろうか。

 結果を先にいうと、日本勢力の大勝利になった。
 川内が大会タイで、赤羽はなんと浅井エリ子が作った大会記録を2分以上更新した。
 20年ぶりという信じられないような快挙である。
 20年間も破られなかったというの方が不思議であった記録だが。


●現地メデイアから:夕方6時のニュースから抜粋で
 
 昨年、川内は昨年の暑さのなかでも4位であった。
 でも上位3人はアフリカ勢であり、暑さに強いアフリカランナーを強く印象づけた。
 ところが今年、この暑さのなかアフリカ勢は突っ走って潰れてしまったのか、30キロ位ではほとんどパワーが見られなかった。
 優勝川内、準優勝伊藤というワンツーフィニッシュという驚きの結果となった。



●31キロ付近の男子トップ集団
 ゲブル、川内、そして伊藤。少しづつ遅れ始めたアフリカ勢2人。
 遅れはじめた2人のうちの左側のランナーが3位に入ったヒドゥル(エリトリア)である。
 はるか後ろの方のジョギングの2人はもしかしたら30kmまでのラビット(ペースメーカー)かもしれない。



●ゴールへの取り付け道路:赤羽大会新記録で優勝へ
 下は「iPhone」で撮ったもの。


●赤羽のインタビュー
 カメラ操作を間違えたため女子の表彰式が取得できなかった。


●男子の表彰式
 アナウンサーは「ニューレコード」と言っているが、昨年ニコラス・マンザが作った記録とタイである。


●川内のインタビュー


【過去のGCマラソンの記録】


 セコイ話だがレース賞金は?

 為替の変動があTりますが、「1ドル=100円」で換算しておきます。 
 まず優勝は「15,000ドル(150万円)」、2位は「7,000ドル(70万円)」。
 大会記録を破ると「5,000ドル(50万円)ボーナス」が出ます。
 ということは、赤羽は「200万円」、川内は「150万円」、伊藤は「70万円」の賞金を獲得したという計算になります。

 なを、今回は優勝者の国歌演奏がありませんでした。

 国歌を流すのは一昨年から始まって、昨年も行われましたが、今年はありませんでした。
 優勝者国歌が演奏されるのはそれなりにイベントは盛り上がりますが、インターナショナルの大会以外ではちょっとオーバーかなとも思われますが。
 個人的にはあってもいいし、なくてもいいし、といったアイマイな答なのですが。

 ただ、やはり君が代が流れると、ピッシとしますね。

 男子2位に入った伊藤大賀だが、ガイドブックには一昨年(2011年)このレースで4位に入ったランナーだとある。
 調べてみた。
 確かにありました。

 残念なことに詳しくは知らないのです。


 今日はハーフマラソンとフルマラソンの2つのレースが行われた。
 ハーフマラソンは朝6時丁度のスタートで、陽はまだ上がっていないので、真っ暗なスタートになる。
 よって、写真撮影はできない。
 ゴールは1時間後だから7時頃、女子は7時15分頃になる。
 ところがフルのスタートが7時20分である。
 スタートとゴールは場所が離れているので、ハーフのゴールを見てからフルに回るというわけにはいかない。
 さらに、ハーフの表彰式は8時50分。
 フルがスタートしてから1時間半後になる。
 表彰会場横の道路が31km地点。
 ということはその時間にフルのトップランナーが通過することになる。
 フルのコースは会場横の広い道路の反対側の車線。
 ところが会場側の車線も同時に封鎖されてしまう。
 つまり、会場側の道路際からでは遠くなり、またフェンスなどが邪魔してトップランナーは非常に見難くなる。
 よって、ハーフの表彰式とフルのトップランナー通過を同時にみようというのは不可能にできている。
 主催者側が危険回避のために意図的にそういう時間設定をして、観客の急速な移動を抑えるようにしているようである。
 そんなことで、フルの焦点を合わせると、ハーフの見学観察は放棄せざるをえなくなってくる。
 ここでは残念ですがハーフ関係の出来事や写真は一切ありません。

 
●「カンガルー」ならぬ「ガンバルー」

 
●こちらは「猫ムスメ」ならぬ「虎ムスメ」かな


●「ひとりストックマン」、オーストラリアではカーボーイをストックマンという


 今年は取り付け道路からゴールまでの200mほどがプール施設整備工事にぶつかってしまい、作業フェンスに取り囲まれた大会になりました。
 そのため、普段なら応援であふれるゴール前のアプローチには近づけなくなりました。
 わずかにゴール直前の片側のみ観覧可能という状況では盛り上がらないのもいたしかたありません。
 大会の熱気という点では昨年の1/3にもおよばないでしょう。
 来年には工事は終わっていますので、あの興奮をもう一度と期待しましょう。
 男子は昨年、今年と同記録で、サブテンが目前にせまりました。
 女子もまた20年前の昔に浅井が2時間30分を切って以来の27分ですので、バタバタと年ごとに記録が塗り替えられる可能性があります。
 面白くなってきました。


【日本メデイアから】

2013/07/07 12:08   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013070701001332.html

川内が豪州マラソンで優勝 Gコースト、大会タイ記録


●大会記録に並ぶ2時間10分1秒で優勝した川内優輝=ゴールドコースト(共同)

 【ゴールドコースト(オーストラリア)共同】
 陸上の世界選手権(8月・モスクワ)男子マラソン代表の川内優輝(埼玉県庁)が7日、当地で行われたゴールドコースト・マラソンに出場し、大会記録に並ぶ2時間10分1秒で優勝した。
 伊藤太賀(スズキ浜松AC)が2時間11分52秒で2位だった。

 女子は赤羽有紀子(ホクレン)が2時間27分17秒の大会新記録で制した。



●公式映像より



【Gold Coast Airport Marathon:ゴールドコースト・マラソン】



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