2012年8月13日月曜日

すごく関係する話:いよいよ参戦か、マイケル・シェリー


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● 2012オリンピック:ゴール前:Michael Shelley


 マイケル・シェリーといっても知らないでしょう。
 「その後:いろいろ情報」の後ろに載せた地元ゴールドコーストのランナーです。
 千葉国際駅伝などにも参加していますので、知っている方もおられるかも。
 GCマラソンでは10kmのレコード保持者にしてハーフマラソンの優勝者。
 そして、昨年は優勝した「田中のぞみ」にトロフィーを手渡したランナーでもある。
 今年は、ロンドンオリンピックに出場するために、GCマラソンには参加していない。
 では何の種目にエントリーしたかというと「マラソン」。
 つまり、彼は
 「オリンピックマラソン・ランナー
なのである。

 wikipediaより。

マイケル·シェリー(1983年10月10日生まれ)
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 オーストラリアの 長距離ランナーで、トラック競技やロードレースに出場している。
 2010年コモンウェルスゲームズのマラソンで銀メダルを獲得している。
 また、オーストラリアで行われたIAAF世界クロスカントリー選手権とIAAF世界ハーフマラソン選手権大会に参加。
 ロードでは、ゴールドコーストのハーフマラソンとシドニーのCity2Surfで優勝している。

 2010年のロッテルダムマラソンでマラソンデビューし、記録は「2:13:05」で12位である。
 2011年のロンドンマラソンでは「2:11:38」、同じくこの年の10月に行われたアムステルダムマラソンで「2:11:23」を出し、オリンピック出場をきめる。



Michael Shelley (athlete)
From Wikipedia, the free encyclopedia

Medal record
Men's athletics
Competitor for Australia
Commonwealth Games
Silver 2010 Delhi Marathon
Michael Shelley (born 10 October 1983) is an Australian long-distance runner who competes in track events and road races. He won a silver medal in the marathon at the 2010 Commonwealth Games. He has also represented Australia at the IAAF World Cross Country Championships and the IAAF World Half Marathon Championships. On the road, he has won at the Gold Coast Half Marathon and the City2Surf race in Sydney.


 その彼のオリンピックでの映像を紹介しておきます。
 16位でゴールし、オーストラリア3人の中ではトップの成績である。
 ニュースのダイジェスト版からです。



 インタビューの部分を簡単に訳しておきます。

観衆がすごかった。
(コモンウェルスゲームから)この二年間、更に大きなステップアップだった。
デリ以来の目標だったので、たくさんの人に感謝しなくちゃいけない。
もちろんコーチに一番感謝している。
言葉では言い尽くせないほどだ。
友達や親、ゴールドコーストのみんなも、学校から届いた手紙もベストを尽くそうとやる気に火をつけてくれた。
出した結果でそれらに応えられていれば幸いだ。


 さあて、そこで考えられるのは来年のゴールドコーストマラソンへの参加。
 何しろ地元ハイスクールの卒業生ですから、ぜひとも10km、ハーフマラソンに加えてフルマラソンのメダルも獲っておきたいところ。
 でもこれまでの彼の実力からすると、ケニヤ・エチオピア勢には太刀打ちできない。
 しかし、今回オリンピックに参加し、なかなかの成績を残すことができたので、いよいよGCマラソンへ参戦する期が熟してきたとみていい。
 来年はケニヤ、エチオピアに加えて川内優輝、そして地元からマイケル・シェリーは出場することになるかもしれない。
 ちなみに、マイケルのオリンピックタイムは「2:14:10」
 対するGCマラソンの川内のタイムは「2:13:26」
 気象条件や曲がりくねったコースなどを考慮すればほぼ同格といっていい。



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 川内優輝
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 その川内優輝だが、北海道マラソンで優勝を飾った。


(2012年8月27日06時03分 スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20120826-OHT1T00296.htm


●北海道マラソン優勝のゴールテープを切る川内:「2:18:36」

川内、2勝目!苦手の暑さ克服「自信がついた」次は世陸団体「金」
…北海道マラソン


 ◆北海道マラソン(26日、札幌市・大通公園発着=42・195キロ) 
 男子は初出場の公務員ランナー川内優輝(25)=埼玉県庁=が2時間18分38秒でフルマラソン2勝目を挙げた。
 レース後は、12月2日の福岡国際マラソンで2時間7分台での来年世界陸上(モスクワ)代表取りと、世界陸上でのマラソン団体戦金メダルを目標に掲げた。
 女子は吉住友里(大阪長居AC)が2時間39分7秒で初制覇した。(スタート時曇り、気温28度、湿度55%、北西の風0・1メートル)

 来夏のモスクワへ大きなステップとなった。
 気温31度の中、全エネルギーを使い果たしてゴールした川内は、6本の冷水ペットボトルを一気に飲み干した。
 「苦手な夏、暑さを克服し、自信がついた。
 あとは福岡国際で2時間7分台を出して来年の世界陸上を目指したい」
気持ち良さそうに汗をぬぐった。

 「予定通りのレース」だった。
 スローペースの先頭集団から25キロ過ぎに抜け出すと、一気に差を広げ独走。
 2位の辻に3分11秒差をつけた。

 ロンドン五輪代表落選後からモスクワ世界陸上を目標に定め、この夏は充実した練習を消化。
 週末は奥日光に通い、標高1200メートルの高地で1日30キロの走り込み。
 7月には北海道で士別ハーフマラソンと釧路湿原マラソンを制した。

 五輪で6位入賞した中本健太郎(安川電機)のレースはテレビで観戦。
 昨年の大邱世界陸上(韓国)でともに団体戦銀メダルを獲得した戦友の健闘に
 「日本人特有の粘りを発揮すれば、世界でも戦える」
と刺激を受けた。

 今後はシドニーマラソン(9月16日)、世界ハーフマラソン(10月6日・ブルガリア)など海外レースも続く。
 「沿道市民、ランナーからの声援が力になった。
 来年の世界陸上でまた表彰台に立ち、今度はメーンポールに日の丸を揚げ、応援してくれた人たちに恩返しをしたい」
夏を克服した最強市民ランナーは、北の大地から世界制覇を誓った。

 ◆2011年大邱世界陸上・男子マラソン団体戦 上位3人のタイムで争われ、日本は堀端宏行(旭化成)が2時間11分52秒で7位、中本健太郎(安川電機)が2時間13分10秒で10位、川内優輝(埼玉県庁)が2時間16分11秒で18位となり、合計6時間41分13秒で銀メダル。金メダルはケニアで6時間29分23秒だった。
 団体戦は世界陸上でのみ行われ、97年アテネ大会から実施。
 日本は99年セビリア大会から7大会連続メダル。
 正式名称は「マラソン・ワールド・カップ」で、世界陸上のメダル数にはカウントされない。


 ということは彼はシドニー・マラソンに参加するということか?




【Gold Coast Airport Marathon:ゴールドコースト・マラソン】


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